2026年3月10日火曜日

C19プログラム

私が今週参加するC19のプログラムがようやく公開されました:https://www.c19underground.com/program

それにしてもすごい数の発表数、イベントです。数百はあるんじゃないかと思います。日本の学会とは文字通り桁違いで、これだけ研究者の数がいれば、そりゃ簡単に論文の査読に通らないわけだ、と思います。

プログラム上で専任教員、非常勤、大学院生の区別をしないのもアメリカ的です。そもそもアメリカの学会は基本的に自分でプロポーザルを送って発表を申し込むシステムなので、偉い先生だろうと院生だろうと区別してもしょうがないわけです。こういう民主的なところはとてもいいと思います。違う文化に触れると、日本の学会が立場を区別したがるのはなぜなのか、疑問が湧いてくるところです。誰が発表しようと、あくまで内容で評価されるべきでしょう。

また、このプログラムを眺めているだけでも、今の研究動向が掴めるはずです。やはりキャノン作家の研究は少ないですね。自分の発表だけでなく、できるだけ耳学問もして帰ってきたいと思います。



『誘惑する他者』書評

ほぼ同時期に、拙著『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』の書評が二つ出ました。 まず一つは、日本アメリカ文学会『アメリカ文学研究』第62号に掲載された、竹内勝徳先生(鹿児島大学)によるものです。 各章を丁寧にご紹介いただきながら、私がメルヴィルを読み解く上で重視してきた郵便のモチ...