メルヴィル学会機関誌Sky-Hawk第7号に、2018年度に行った「国際的研究の未来」という対談が掲載されています。
私が司会を務め、牧野有通学会長、巽孝之副会長が対談するという体裁ですが、実際は鼎談のようなかたちで、不肖私も対談にかなり参加しています。
日本のアメリカ文学研究者が英語で国際発信する意味とは何か、どう国際発信すればよいかなど、様々なトピックについての対談が、35ページ超に渡って掲載されています。特に、これから英語で海外に発信していきたいという若手研究者の方々に読んでもらえればと思います。
また、本号ではメルヴィル生誕200周年を記念したアンケート企画や、古屋耕平先生による拙著Modernizing Solitudeの書評も掲載されています。
日本メルヴィル学会会員でない方もお求めいただけるようです:https://www.melville-japan.org/%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8C-%E7%99%BA%E8%A1%8C%E6%83%85%E5%A0%B1/。ご興味があればぜひ。
登録:
投稿 (Atom)
日本英文学会のシンポジアムに登壇します
来週末に東北大学にて日本英文学会全国大会が開催されますが、最終日の5月5日(日)にシンポジアムに登壇します。詳細は以下の通り: 第9部門(B棟2階B202教室) 健康・病・障害:19世紀アメリカ文学の新展開 司会・討論 中央大学教授 髙尾直知 講師 青山学院大学教授 古屋耕平 講...
-
公開からずいぶん時間が経ってしまいましたが、筑波大学の阿部幸大さんがブログで「古井義昭『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』の取扱説明書」というタイトルの書評を書いてくださいました: https://abc-kd.hatenablog.com/entry/2024/03/09/1...
-
アメリカのジャーナルに論文掲載をする日本人研究者は、近年かなり増えてきた印象です。また、潜在的に興味を持っている方も多いのではないかと想像します。でも、日本の学会誌とどう違うの?と疑問に思われるのではないでしょうか。 先日、 J19 という雑誌の編集長たち(2名います)が、論文を...
-
一年のサバティカルを終えて日本に戻ってきました。久しぶりに大学の研究室に行ってみると、たくさんの郵便物が届いており、この間、お返事・お礼ができなかった方には申し訳ありません。 サバティカル最大の課題はなんといってもメルヴィルに関する日本語単著を完成させることでしたが、こちらは無...