7月28日(金)に成蹊大学において、現在取り組んでいる研究テーマ、solitudeについて研究発表を行います。発表タイトルは 「Networked Solitude: John Marr and Other Sailors における孤独の共同体」です。
詳細は以下をご覧ください:http://shimokobe.net/md2/
基本的には、先日アメリカの雑誌で出版された John Marr and Other Sailors 論に基づいた内容になりますが、2015年に提出した博士論文の内容、そして現在取り組んでいる研究プロジェクトに関しても触れる予定です。
どなたも参加可能ということなので(事前連絡が必要なようですが)、ご興味があればお越しください。
2017年6月16日金曜日
論文が掲載されました
Leviathan: A Journal of Melville Studies 最新号に論文が掲載されました。以下のリンクで読めます:
https://www.academia.edu/16964105/Writing_a_Durable_Mark_A_Community_of_Isolatoes_in_Melvilles_John_Marr_and_Other_Sailors
https://www.academia.edu/16964105/Writing_a_Durable_Mark_A_Community_of_Isolatoes_in_Melvilles_John_Marr_and_Other_Sailors
この論文はメルヴィル晩年の詩集、John Marr and Other Sailors を論じたものになっています。タイトルは "Writing a Durable Mark: A Community of Isolatoes in John Marr and Other Sailors" です。現在取り組んでいる研究テーマ、solitudeに関して書いたものです。
英語圏での査読論文はこれで四本目になります。海外で論文を出してもなかなか日本の方には届きづらいので、今回の論文出版をきっかけに、仕事の告知用としてブログを始めてみました。よろしくお願いします。
Leviathan には二度目の掲載で、メルヴィルを中心に研究してきた身としては嬉しい限りです。とはいえ、論文を投稿したのは2年以上前、掲載が最終的に受理されたのは2015年の10月だったので、ここまで長い道のりでした。ようやく出版されてほっとしています。
英語圏での査読論文はこれで四本目になります。海外で論文を出してもなかなか日本の方には届きづらいので、今回の論文出版をきっかけに、仕事の告知用としてブログを始めてみました。よろしくお願いします。
登録:
投稿 (Atom)
日本英文学会のシンポジアムに登壇します
来週末に東北大学にて日本英文学会全国大会が開催されますが、最終日の5月5日(日)にシンポジアムに登壇します。詳細は以下の通り: 第9部門(B棟2階B202教室) 健康・病・障害:19世紀アメリカ文学の新展開 司会・討論 中央大学教授 髙尾直知 講師 青山学院大学教授 古屋耕平 講...
-
公開からずいぶん時間が経ってしまいましたが、筑波大学の阿部幸大さんがブログで「古井義昭『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』の取扱説明書」というタイトルの書評を書いてくださいました: https://abc-kd.hatenablog.com/entry/2024/03/09/1...
-
アメリカのジャーナルに論文掲載をする日本人研究者は、近年かなり増えてきた印象です。また、潜在的に興味を持っている方も多いのではないかと想像します。でも、日本の学会誌とどう違うの?と疑問に思われるのではないでしょうか。 先日、 J19 という雑誌の編集長たち(2名います)が、論文を...
-
一年のサバティカルを終えて日本に戻ってきました。久しぶりに大学の研究室に行ってみると、たくさんの郵便物が届いており、この間、お返事・お礼ができなかった方には申し訳ありません。 サバティカル最大の課題はなんといってもメルヴィルに関する日本語単著を完成させることでしたが、こちらは無...