2022年6月25日土曜日

国際メルヴィル学会で発表します

来週、6月28日にパリで開かれる国際メルヴィル学会で発表をしてきます。といっても私はパリには行かず、日本からのオンライン参加となります。

発表内容は、先日刊行されたIsrael Potter論に基づいたものになります。私が参加するパネルは以下の通りです:

27. Affective Ecologies (Chair: Xine Yao) [SG 0011]

James Emmett Ryan, “Ecologies of Affection: Denis de Rougemont’s Love in the Western World and Melville’s Pierre”

Yoshiaki Furui, “Transnational Intimacy in Israel Potter” [ZOOM]

Ralph Savarese, “‘The Apple-Tree Table’ and Auditory Hallucinations”

Pilar Martínez Benedí, “‘NO TRUST’: Delusional Misidentification Syndromes and The Confidence-Man”

今月はこちらの学会発表、来月はドイツはベルリンでの国際ワークショップに参加と、忙しくなりそうです。ベルリンの方は現地に行きます(詳細はまた後日こちらのブログに書きます)。

『週間読書人』で拙著が取り上げられました

12月20日刊行『週間読書人』の「2024年回顧--収獲動向」という特集で、拙著『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』が取り上げられました。評者は福岡女子大学の長岡真吾先生です。 「海外学術誌に掲載された論文を日本語にしてまとめた精緻な労作」と紹介してくださっています。ありがとう...