2020年4月10日金曜日

メルヴィル学会 対談記事

メルヴィル学会機関誌Sky-Hawk第7号に、2018年度に行った「国際的研究の未来」という対談が掲載されています。

私が司会を務め、牧野有通学会長、巽孝之副会長が対談するという体裁ですが、実際は鼎談のようなかたちで、不肖私も対談にかなり参加しています。

日本のアメリカ文学研究者が英語で国際発信する意味とは何か、どう国際発信すればよいかなど、様々なトピックについての対談が、35ページ超に渡って掲載されています。特に、これから英語で海外に発信していきたいという若手研究者の方々に読んでもらえればと思います。

また、本号ではメルヴィル生誕200周年を記念したアンケート企画や、古屋耕平先生による拙著Modernizing Solitudeの書評も掲載されています。

日本メルヴィル学会会員でない方もお求めいただけるようです:https://www.melville-japan.org/%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8C-%E7%99%BA%E8%A1%8C%E6%83%85%E5%A0%B1/。ご興味があればぜひ。


研究者研究のススメ

一人の研究者が書いたものを、時系列順に読み進めてゆく-- そんな経験はあるでしょうか。 先日、紀伊國屋書店で阿部幸大さんとの対談が開催されましたが(お越しいただいた方々、ありがとうございました)、事前準備として、阿部さんが書いた論文を8本ほど時系列順に読むことで、「阿部幸大研究」...