11/24 (金)に、中央大学の公開研究会で研究発表を行います:http://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/culturalscience/event/2017/10/62367/。
発表タイトル、要旨は以下の通りです:
テーマ: 「孤独の共同体:メルヴィル晩年の詩集を読む」
要 旨: 十九世紀アメリカ文学における「孤独(solitude)」
について考えます。十九世紀のアメリカ作家たちは、
孤独をどう捉え、そこにどのような価値を見出した
のでしょうか。こうした問題を考えるため、本発表
ではハーマン・メ ルヴィル晩年の詩集 John Marr
and Other
Sailors (1888)を精読します。また、アメ
リカの大学院での博士論文執筆や、現在取り組んでい
る研究プロジェクトについてもお話しさせていただく
予定です。
基本的には、先日の成蹊大学の科研研究会で発表した内容と同じものとなります。また、この発表は以下の出版済みの論文に基づいています:
Furui, Yoshiaki. "Writing a Durable Mark: A Community of Isolatoes in John Marr and Other Sailors," Leviathan: A Journal of Melville Studies 19.2 (2017): 52-70.
この論文はProject Museからもダウンロード可能ですが、アクセスをお持ちでない方はここからフリーでご覧いただけます。
公開研究会ということで、どなたもご参加いただけるとのことです。もしご興味があればお越しください。