昨日は、成蹊大学で研究発表を行いました:http://shimokobe.net/md2/。発表にお招き頂いた下河辺美知子先生には、深く感謝申し上げる次第です。
発表は、先日アメリカで出版されたメルヴィルの John Marr 論を手短にまとめたものが主たる内容でしたが、冒頭では2015年に提出した博士論文の内容についても説明させていただきました。
参加者の多くの方々から有益なコメントをいただき、今後の研究に繋がる刺激をいただきました。来て頂いた方々、質問をくださった方々に感謝です。
ソローがご専門である明治大学の山本洋平さんが、さっそく私の発表内容をブログでまとめていただきました:http://cafe-melville.blogspot.jp/2017/07/john-marr.html。手際よくまとめてくださっているだけでなく、内容にも深く切り込んだ記事となっており、発表者としては、こんなに真剣に聴いてくださったことがとても嬉しいです。発表者冥利につきます。
2017年7月30日日曜日
『アメリカ文学史への招待ーー豊饒なる想像力』刊行
私が分担執筆を行った『アメリカ文学史への招待:豊饒なる想像力』(橋本安央・ 藤井光・ 坂根隆広編著、法律文化社)が手元に届きました。 私は「ヘンリー・デイヴィッド・ソロー」(pp. 54-55)、「森の生活:ウォールデン」(pp. 182-83)の二つを担当しました。同僚の舌津智...
-
一人の研究者が書いたものを、時系列順に読み進めてゆく-- そんな経験はあるでしょうか。 先日、紀伊國屋書店で阿部幸大さんとの対談が開催されましたが(お越しいただいた方々、ありがとうございました)、事前準備として、阿部さんが書いた論文を8本ほど時系列順に読むことで、「阿部幸大研究」...
-
阿部幸大さんの『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』をご恵投いただきました。7月24日に発売予定のご本です: https://amzn.asia/d/0gxDM3a8 。 このブログは私の仕事の告知用に運用しているので、他の方のお仕事を紹介したことはないのですが、こ...
-
公開からずいぶん時間が経ってしまいましたが、筑波大学の阿部幸大さんがブログで「古井義昭『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』の取扱説明書」というタイトルの書評を書いてくださいました: https://abc-kd.hatenablog.com/entry/2024/03/09/1...