2024年12月27日金曜日

書評が掲載されました

書評といっても、自分の本の書評ではなく、自分が書いた書評です。日本英文学会発行の『英文学研究』最新号に、西谷拓哉・髙尾直知・城戸光世編著『ロマンスの倫理と語り--いまホーソーンを読む理由』(開文社、2023年)が掲載されました。本の書誌情報はこちらから:https://www.kaibunsha.co.jp/books/view/2900

私はホーソーンが「苦手」なのですが、そういう苦手意識を持っている人にこそ読まれるべき論集である、という評を寄せています。苦手と言いつつ、論文も書いたことがあるし、授業では毎年のようにホーソーン作品を購読しているのですが。この論集を読んで、自分もホーソーン論を書こうかという気にさせられました。

2024年の仕事

今年の仕事の振り返りをします。今年の仕事は以下の通りです。 【単著】 『誘惑する他者──メルヴィル文学の倫理』法政大学出版局、2024年。 【査読論文】 "Ventriloquizing the South: Reading Melville across the Ci...