一年のサバティカルを終えて日本に戻ってきました。久しぶりに大学の研究室に行ってみると、たくさんの郵便物が届いており、この間、お返事・お礼ができなかった方には申し訳ありません。
サバティカル最大の課題はなんといってもメルヴィルに関する日本語単著を完成させることでしたが、こちらは無事に書き終え、出版社も決めることができました。来年に出版予定です。
もう一つの課題として、アメリカの主要ジャーナルに論文を掲載するというものがあったのですが、こちらはまだうまくいっていません。ただ、自分の中で新しいことにチャレンジをしているという手応えはあります。簡単に自分の論文のスタイルは変わらないもので、自己改造は道半ばという感じです。
やろうと思えば、これまで出してきたような論文を今後も出し続けることはできるのだと思いますが、ここで結果を焦ると成長がなくて自分自身がつまらないので、力を溜める時期と思って当分頑張ろうと思います。