2025年5月15日木曜日

『誘惑する他者』書評

東京大学アメリカ太平洋地域研究センター発行の 『アメリカ太平洋研究』第25号にて、吉国浩哉先生に『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』を書評していただきました。「21世紀の「文学の終わり」というタイトルの書評です(pp. 133-40)。

アメリカ文学をご専門にされながら、思想・哲学にも知悉している吉国先生らしく、柄谷行人、ルカーチ、近年のポストクリティークなどを参照しながら拙著をcriticalにマッピングしていただきました。濃密な書評です。理論に弱い自分には、理論的見地から大局的に自分の議論を俯瞰することができないので、拝読して非常に勉強になりました。学会以外の媒体で紹介されるとは思っていなかったので、取り上げてくださったことは嬉しい驚きでした。ありがとうございます。

『誘惑する他者』書評

ほぼ同時期に、拙著『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』の書評が二つ出ました。 まず一つは、日本アメリカ文学会『アメリカ文学研究』第62号に掲載された、竹内勝徳先生(鹿児島大学)によるものです。 各章を丁寧にご紹介いただきながら、私がメルヴィルを読み解く上で重視してきた郵便のモチ...