2018年5月29日火曜日

公開講演会のお知らせ

来月6/20(水)の18:30より、立教大学池袋キャンパスにおいて公開講演会を行うこととなりました。米国ユタ大学教授、ステイシー・マーゴリス氏によるご講演です。申し込み不要ですので、是非お誘い合わせのうえお越しください。

また講演に先がけて、17時より懇親会を行います。参加ご希望の方は、私まで(yfurui☆rikkyo.ac.jp:☆を@に変更して下さい)ご一報くださいますようお願い申し上げます。

詳細は以下に記しますが、次のHPでもご覧いただけます:http://www.rikkyo.ac.jp/events/mknpps000000j14c.html
 
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詳細

日 時 : 
2018年6月20日(水)18:30~20:30

場 所 : 
立教大学池袋キャンパス 本館1203教室

名 称 : 
The American Innocence Project: Future Generations from the Founders to The Village

内 容 : 
アメリカにおける未来の世代への義務意識を、建国の父トマス・ジェファソンにまで遡り、その思想史的起源を探る。ジェファソンは「大地は死者ではなく生きている人々に属する」という有名な言葉を残し、その後のアメリカにおける世代間正義論に大きな影響を及ぼした。映画『ヴィレッジ』(2004)を題材に取りながら、ジェファソンの遺産がいかに現代にまで受け継がれているかを検証する。
使用言語は英語(通訳なし)。

Stacey Margolis: 
米国ノースウェスタン大学(B.A.)、シカゴ大学(M.A., Ph.D.)に学び、2003年よりユタ大学英文学科で教鞭をとる。現在、同大学同学科教授。2018年より、米国における著名学術誌 J19: The Journal for Nineteenth-Century Americanists 共同編集長に就任、19世紀アメリカ文学研究の牽引者と目されている。主著に、The Public Life of Privacy in Nineteenth-Century American Literature (Duke UP, 2005)、Fictions of Mass Democracy in Nineteenth-Century America (Cambridge UP, 2015) がある。

『週間読書人』で拙著が取り上げられました

12月20日刊行『週間読書人』の「2024年回顧--収獲動向」という特集で、拙著『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』が取り上げられました。評者は福岡女子大学の長岡真吾先生です。 「海外学術誌に掲載された論文を日本語にしてまとめた精緻な労作」と紹介してくださっています。ありがとう...