新著『被害学のナラティブ』が話題の阿部幸大さんですが、東大本郷の書籍部で、「文章が上手くなるための本らしからぬ、文章が上手くなるための20冊」という阿部さんによる選書フェアが開催中です:https://x.com/toudaihbookcoop/status/1929752977281331452。
この選書20冊のうち、拙著『誘惑する他者:メルヴィル文学の倫理』を取り上げてくださっています。以下のような推薦文をおよせいただきました。
ここに阿部さんが書いてらっしゃるとおり、阿部さんや私のような研究者を「過去のものにする」若い方々がこれから現れてこそ、人文学業界の発展といえると思います。
早いもので、拙著の刊行から一年以上が経ちました。もっと多くの読者に恵まれることを願っています。阿部さん、ご紹介をありがとうございました。