このたび、著書Modernizing Solitude: The Networked Individual in Nineteenth-Century American Literature (University of Alabama Press, 2019)により、アメリカ学会「第25回清水博賞」を受賞しました。
勤務先の立教大学のHPでも宣伝してもらいました:https://www.rikkyo.ac.jp/news/2020/06/mknpps00000196zj.html。
出版に至るまでに苦労が多かった本だったので、このような賞を頂けてこれまでの努力が報われる思いがします。
選考には計5名もの査読者が拙著を読んでくださったようで、査読者の方々をはじめ、選考にかかわってくださった学会の皆様方に感謝申し上げます。
今回の受賞を励みにさらに研究を頑張ります。
2020年6月23日火曜日
ローレン・バーラント『残酷な楽観性』刊行
ローレン・バーラント『残酷な楽観性』(岸まどか・ハーン小路恭子訳、花伝社)が近日中に刊行されます: https://www.kadensha.net/book/b10143590.html 。 このたび、訳者のお二方からご恵贈いただきました。ソフトカバーで、手に持った質感もよい感...
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阿部幸大さんの新著 『ナラティヴの被害学』(文学通信) が手元に届きました。画像のとおり、この本に私が推薦文(blurb)を寄せています。 面白いのが、帯を外しても推薦文が表紙にそのまま印刷されていることです。これはアメリカの学術書を意識したもので、向こうの研究書も通例、表紙にそ...
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一人の研究者が書いたものを、時系列順に読み進めてゆく-- そんな経験はあるでしょうか。 先日、紀伊國屋書店で阿部幸大さんとの対談が開催されましたが(お越しいただいた方々、ありがとうございました)、事前準備として、阿部さんが書いた論文を8本ほど時系列順に読むことで、「阿部幸大研究」...
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岸まどかさんの第一単著、 The Suicidal State: Race Suicide, Biopower, and the Sexuality of Population (Oxford University Press)が刊行されました。ご本人からご恵投いただき、読み進...